犬の肥満は人の肥満同様に健康的にいい影響はなく、悪影響しかありません。
飼い主や家族としてはダイエットをさせる必要があります。
人の場合は運動と食事制限によって行いますが、犬の場合は食餌制限が主となっているんです。
そこで効果的なのはダイエット食。
今回はダイエットにおすすめのドッグフードについて紹介します。
目次
肥満になってしまった犬のドッグフードの上手な3つの選び方
肥満体形になってしまった犬は、普通のドッグフードによるダイエットが可能です。
減量を目的としたドッグフードを使用すると健康的にダイエットをする事ができます。
1.低カロリーだけではダメ
ダイエットをしようとすると、食餌量を単純に減らせばいいと思っているか犬や家族もいますが、これは間違い!
摂取カロリーを減らす事はできますが、犬が生活する上で必要な栄養も一緒に減らしてしまう事になり、栄養に偏りが出てしまいます。
健康的にはよくないので、低カロリーだけではなく必要な栄養はしっかりと取れるようにしましょう。
2.栄養満点で低脂肪・低カロリーのものを選ぶ
普通のドッグフードは栄養の偏りがないように作られていますが、ダイエットをする際にはあまり向きません。
犬が生活する上で必要な栄養をしっかりと摂取でき、カロリーや脂肪分が低いフードを選ぶ事。
そうすることで犬に余計な負担をかける事なく、減量をする事ができます。
3.高タンパク
犬にとって重要な栄養は動物性タンパク質です。
ダイエットをする際にも動物性たんぱく質をしっかりと取れるようにする事が大切です。
低カロリー、低脂肪が理想!
肥満予防におすすめのドッグフード人気ランキング
肥満の予防と肥満になってしまった愛犬におすすめのドッグフードをランキング形式でご紹介します。
1位:ブッチ・ドッグフード
世界で最も環境規制が厳しいといわれているのはニュージーランド。
ブッチはそのニュージーランド原産の原材料を厳選して作られています。
長期的に摂取すると健康被害を及ぼす危険性がある人工添加物を使用していません!
ウェットタイプなので食いつきがよく、ブラックレーベルだと121.4kcal/100gと超低カロリーなんです。
量を食べられるので満足感もあり、たくさん食べてもカロリーが低い!
ダイエット向きのドッグフードです。
食いつきランキング1位のブッチ!ぜひお試しください。
2位:みらいのドッグフード(ダイエット)
みらいのドッグフードのダイエットに特化したドッグフードです。
低脂質で低カロリーなのは当たり前ですが、オメガ3や脂肪酸も配合されていて、ダイエットだけでなく健康の維持にも最適!
代謝を促す薬膳ドッグフードでもあるのです。
- 難消化性炭水化物の穀物で糖質ブロック!
- 熱に強い耐熱性オメガ3配合!
- 低アレルゲンの鹿肉がメイン!
- 薬膳&マクロビレシピ!
みらいのドッグフードは、ダイエット以外にもいろいろな症状に対応したドッグフードが用意されています。
それぞれ原料や成分が違っていて、今のワンちゃんに最適なフードを見つけることができると思います。
健康にダイエットさせたいのであれば、一度見てみてくださいね。
3位:モグワンドッグフード
おすすめ度 | ★★★★★ |
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価格/容量 | 4,708円(税込)/1.8kg |
カロリー | 376kcal/100g |
主原料 | 生チキン、生サーモン |
添加物 | 香料・着色料不使用 |
穀物 | 不使用 |
原産国 | イギリス |
対応年齢 | 全年齢対象 |
モグワンは表記通りのグラム数だと少ない気がしますが、栄養価が高く、少しの量でも満足できるドッグフード。
うちの愛犬は少し太り気味だったのが、適正の量を与えていたら少し体重が減りました。
- ユーザーアンケートの結果94%が「完食した・ほとんど食べた」と回答
- 90%が継続したいと答えた高満足度フード!
- 高タンパク質・グレインフリー・香料・着色料不使用フード!
- 全犬種・全ライフステージ対応のプレミアムフード!
※ユーザー822名に対するアンケート。2021年8月~9月株式会社レティシアン調べ。
4位:このこのごはん
- 乳酸菌配合で善玉菌の増殖!
- お肉と果物をバランス良くミックス!
- 消化を促し老廃物を出す天然素材!
このこのごはんは、人間基準で作られた安心安全国産のごはんです。
ニオイや、涙やけ、毛並みが気になる方は、腸内環境を整えるこのこのごはんを試してみてください。
ダイエットに最適なドッグフードは『ブッチ』で決まり!
ニュージーランド原産のブッチは、厳しい水準をクリアして作り上げられたドッグフードです。
紹介したウェットフードの選び方のポイントも全て押さえています。
どのウェットフードを選べば良いかお悩みの飼い主さんは、ぜひブッチを試してみてください。
原材料によって3種類から選ぶことができるので、きっとお気に入りのウェットフードに出会うことができると思いますよ。
食いつきランキング1位のブッチ!ぜひお試しください。
次は愛犬が肥満かどうかをチェック!
実際のところ、太っているように見える犬種だと、肥満かどうかわからないこともありますよね。
愛犬が太っているのかどうなのかの目安についてご紹介します。
愛犬は肥満?犬種によって異なる適正体重
犬は超小型犬から超大型犬まで非常に体格にバリエーションがある動物なので、犬種によって適正体重が変わってきます。
超小型犬や小型犬であれば3~10㎏、中型犬であれば~25㎏、大型犬や超大型犬であれば~70㎏ほど。
犬種によっては同じ小型犬でも適正体重は変わります。
愛犬が肥満かどうか確かめる方法
肥満かどうかは体重を図る事で分かりますが、犬の場合は大人しく体重計に乗っている事は難しいのですよね。
そこで、抱っこしてはかった体重から自分の体重を引くという体重のはかり方もあります。
大型犬や超大型犬の場合は抱っこをする事も難しいので、体型を見くてさい。
犬を上から見て肋骨を触る事ができる若しくはくびれがある場合は標準体型といえます。
肋骨を触る事ができない若しくは触るのが難しい、くびれが確認できない場合には太っている。
肋骨が浮き上がっている場合には痩せすぎです。
痩せすぎも決していいわけではなく、ある程度肉付きがいい方が健康的です。
犬が太り過ぎると心配される5つの影響
太り過ぎている場合には犬には大きな影響があり、生活する上でも大きな影響を与えてしまい、寿命を短くしてしまう事もあります。
1.足腰に負担がかかる
体重が増えすぎてしまうと、足腰を含めて間接に大きく負担をかけてしまいます。
特に大型意見や超大型犬の場合は股関節形成不全などの関節疾患の原因として肥満があります。
2.心肺機能に影響が出る
太ってしまうと、心肺機能に大きな負担をかけてしまいます。
その結果寿命を短くしたり、心臓疾患や循環器系の疾患を罹患する原因にもなってしまいます。
3.泌尿器疾患を発症させる
カルシウムやマグネシウム、リンなどが多く配合される食事を食べ過ぎてしまった場合には尿路結石ができてしまう原因に。
尿路結石症を引き起こす危険性があります。
4.糖尿病になる
食べ過ぎが習慣化すると、血統を安定化させるインスリンが常に放出されるようになります。
インスリンへの反応が鈍くなり、血中の血糖値が高く維持されるようになって、糖尿病を発症してしまいます。。
5.麻酔が効きづらくなる
麻酔は肺から血液を通じて眠った状態にする事ですが、肥満の場合には効果が出る時間が長くかかります。
覚める場合にも長い時間を要してしまい、大変危険。
肥満の犬に麻酔をかける事は犬に大きな負担をかけてしまう事になります。
なぜ太る?犬の肥満の原因
現在の犬は基本的に食べ物をとる事をせず、飼い主や家族などの人側にもらわないといけません。
太ってしまう原因は犬側にあるのではなく、人側が食べさせ過ぎてしまう事が原因となります。
運動不足になるとカロリーを消費しない為に太ってしまいます。
犬の肥満で気を付けることと予防法
肥満で注意するべきなのは減量方法です。
人の場合は食事制限と運動によって行いますが、犬の場合には運動との併用ではなく、食餌制限が主な減量方法です。
運動はある程度減量してから行うようにしていきます。
これは関節や骨に余計は負担をかけない為。
肥満を防止する為にはバランスが取れた食餌と適度の運動を行うようにします。
食餌だけでなく、おやつの量も注意するべき必要があります。
愛犬が太ってしまったら
愛犬が太ってしまったらダイエットをする必要があります。まずは食生活を見直しを。
食餌の量とおやつの量は適量七日、食べ過ぎてはいないかをチェックし、改善する必要があれば改善するようにします。
愛犬に人の食事を食べさせてはいませんか?
人の食事は人の体格に合わせて作られているので、犬にとっては高カロリーとなってしまいます。
味付けも濃く、人の食事の味を覚えると、ドッグフードを食べなくなってしまう原因にも。
肥満犬向けの体重管理用フードの種類
肥満を解消する為に食餌制限する際、食餌量を減らすと犬が生活する際に必要な栄養も一緒に減らしてしまいます。
その為に栄養的に悪影響が出る危険性も。
そこで、ダイエットが必要な犬に対応したドッグフードがあります。
このドッグフードはカロリーを減らしていきながら、犬が生活する際に必要な栄養をしっかりと配合したドッグフードなので、健康的に減量する事ができます。
1.体重維持用フード
標準体重の犬若しくは少し太ってきた犬が標準体重を維持するためのドッグフードです。
今までのドッグフードから切り替えた場合には少し体重が減っていきますが、減量用のドッグフードではないのでそこまで減っていくわけではないので減量には向いていません。
本来のドッグフードよりも10%程度カロリーを減らしているので、肥満体形の場合はあまり効果はないですが、少し太っている場合には効果があります。
2.減量用フード
肥満体形になってしまった犬が減量をする目的で食べるドッグフードです。
標準体重の犬や痩せている犬が食べると健康的に悪影響が出る危険性があります。
普通のドッグフードよりも約15%ほど摂取カロリーが少ないので、運動量や食餌量を減らさなくても大丈夫。
摂取カロリー自体が少なくなっているので自然と痩せていきます。
犬にストレスをあまりかけずに減量をしていく事ができるので、肥満体形の犬におすすめのフードです。
犬のダイエットを成功させるポイント
犬のダイエットは人のダイエットとは違って、食餌制限と運動を合わせて行うと関節や骨に負担が大きくなりすぎてしまいます。
関節疾患を引き起こしたり、心臓などに余計な負担をかける原因に。
犬のダイエットは、
- まずは食餌制限をしていきながらある程度体重が減ってから運動を徐々にしていく
- ドッグフードを減量用に切り替えたり、おやつの量を変えたりしていきながら減量
- カロリーが高いので人の食事は与えない
- 運動は小型犬であれば30分、大型犬であれば1時間ほどゆっくりと歩く
- ある程度痩せればランニングなどを行なう
1.犬が太ってしまったことは飼い主の責任と自覚する
犬はもともとは自分で獲物を捕食していましたが、現在ではほとんどが人の手を介してでした食べ物にあり付けません。
犬の肥満の原因はそのほとんどが飼い主や家族が原因という事です。
2.無理のない原料計画を立てる
犬と人では体格の違いがあります。
人のダイエットの間隔で原料を行うと、健康被害を及ぼす危険があります。
犬にはダイエットをするという考えはないので、あまり急激なダイエットは犬にとって大きなストレスとなってしまいます。
ゆっくりと減量をしていくように計画を立てて、体重の減りを確認しながらやっていくようにします。
3.愛犬の散歩や運動の機会を増やす
ある程度食餌制限でダイエットが成功したら、次は消費カロリーを増やすようにしていきます。
散歩の時間を延ばしたり、無理をしない程度運動をするようにします。
急激な運動量の増加は関節などに負担をかけてしまうので、運動量を増やす場合には徐々に犬の状態を確認し、無理をさせないようにしましょう。
4.カロリーの多いおやつは減らす
ドッグフードを調整したとしてもカロリーが多いおやつを与えている場合にはまったく意味がなくなります。
基本的にドッグフードを食べさせていれば、おやつを別途与える必要はありません。
飼い主や家族が愛犬におやつを与えたい場合やしつけのご褒美としておやつを与える場合には、カロリーが低いものを使用するようにして、摂取カロリーが多すぎないようにします。
おやつを与え過ぎた場合には食餌量を調整するなどして摂取カロリーが増えすぎないように工夫をしましょう。
まとめ
太ってしまうと健康的にはいい影響はありません。
太ってしまわないようにバランスの良い食餌と適度の運動が必要です。
特に小型犬や超小型犬は室内飼育をしていて、外に出る機会が少なりがちになります。
毎日適度の運動をするようにしましょう。
太ってしまって減量する場合には運動ではなく、『ブッチ』など、肥満や糖質コントロールに特化したドッグフードを選び、食事制限や食生活の見直しをして健康的に減量するようにしましょうね。
食いつきランキング1位のブッチ!ぜひお試しください。