人気の犬種ランキングでも、常にトップに君臨しているチワワ。
何と言っても、あの愛らしい表情と大きな目がチャームポイントですよね。
そんなチワワですが、毛色の種類がたくさんあることをご存知でしょうか?
その他の特徴についてもまとめていますので、これからチワワを迎え入れようとしている方やチワワに興味がある方は、是非参考にしてみてくださいね。
チワワの基本情報
英語名 | Chihuahua |
原産国 | メキシコ |
サイズ | 超小型犬~小型犬 |
グループ | 9G:愛玩犬 |
料金相場 | 約29万2,700円(ブリーダーナビ調べ) |
目次
チワワの毛色の種類
チワワの代表的な毛色についてご紹介します。
トイプードルの場合は毛色によって性格に違いがあると言われていますが、チワワには当てはまりません。
臆病でありながらも勇敢な一面も持っていて、賢いというのは一貫しています。
それでは、毛色の種類について見ていきましょう。
ブラック
チワワの中でも一番人気があるのが、ブラックです。
ブラックをベースとして黄褐色が入っていて、誰もが思い浮かべるチワワのイメージにも近いかもしれません。
色の濃淡や模様にも違いがあるので、ひと言でブラックと言っても様々です。
成長するにつれて毛色の印象が変わっていくのも、飼い主さんが楽しめるポイントですよ。
チョコレート
ブラックよりも茶色がかっていて、淡い優しい印象を与えてくれるのがチョコレート。
子犬時代はブラックのようにも見えるのですが、成長するにつれてどんどん色合いが薄くなっていきます。
チョコレートに白が入っている場合は、チョコレート&ホワイトと呼ばれていて、こちらもまた人気です。
目の色は、真っ黒ではなく少し青みがかっています。
クリーム
ブラックの次に人気があるのが、クリームです。
薄めの黄褐色で、優しい印象を与える毛色でチワワの可愛さを引き立たせています。
薄い毛色にパッチリとした黒目が際立ち、ウルウルとした瞳に一瞬で心を奪われてしまうでしょう。
完全な単色ではなく、ホワイトが混ざり合っていたり、手足に濃い色の毛が入っていたりするので、個体差も楽しめます。
フォーン
赤毛が入った茶系のチワワよりも、もう少し色合いが薄めでどちらかというとゴールドの方に色が近いのがフォーンです。
ホワイトの毛が混ざっている「フォーン&ホワイト」の毛色のチワワもいます。
子犬から成犬に成長をする過程で、毛色に変化のあるチワワですが、その中でも一番変化するのがフォーンだと言われています。
もしも希望の毛色があるのであれば、両親の毛色を確認しておくと良いですよ。
ゴールド
ホワイトのように真っ白でもなく、レッドのように茶色系でもないのがゴールドです。
レッドをホワイトに近づけたような感じをイメージしてみると分かりやすいかもしれません。
ゴールドの中にも、薄めのゴールドから濃いめのゴールドまで幅広く存在しています。
ホワイト
チワワの毛色は、2色以上のバイカラーであることが多い中、ホワイト一色はかなりレアです。
一見ホワイトに見えても、耳や手足に濃い毛が混ざることがほとんどなので、真っ白なチワワはとっても貴重なんですよ。
真っ白な毛と黒目がちな瞳がチワワの可愛さを引き立たせてくれるので、こちらもまた人気があります。
白なので汚れや涙やけが目立ちやすいので、日々のお手入れに気を付けてあげる必要があります。
レッド
チワワのレッドはやや赤みがかった茶色をしています。
クリーム色よりも少し赤みがかった色が特徴です。ホワイトが混じるとレッド&ホワイトと呼ばれたりします。
またレッドのチワワは成長するごとに、毛の色が薄くなっていくのが特徴となっています。
チワワの模様の種類
チワワには、毛色の種類の他にも模様の種類がたくさんあります。
それぞれの模様には、きちんとした名称と特徴があるので、ご説明させていただきますね。
単色
こちらは解説するまでもなく、他の毛色が混ざっていない毛色のことです。
単色のカラーバリエーションもとても豊富なので、お気に入りを見つけてみてください。
タンカラー
「タン」という言葉を聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれません。
「タン」とは、黄褐色のことを意味しています。
黄褐色が強く出ている場合はリッチタン、薄い場合はライトタンと言います。
2色の毛色の組み合わせで表現されていて、たとえばブラックに黄褐色が混ざっていれば、ブラック&タンという言い方になります。
パーティーカラー(2色)
毛色の組み合わせが2色になると、パーティーカラーと呼ばれています。
色々な毛色の組み合わせがあり、見た目がゴージャスで華やかにも見えるので、このような表現がされていると言われているようですよ。
トライカラー
3色以上の毛色の組み合わせであれば、トライカラーと呼ばれています。
ホワイトとレッド、ホワイトとチョコレートのような組み合わせがあります。
グラデーション
ホワイトとゴールドの組み合わせのように、一見すると単色に見えても微妙に色合いに変化がつくのがグラデーションです。
独特の色合いを生み出していて、その子の個性も感じられ、とても美しいので人気があります。
ブリンドル(縞模様)
あまり耳にしたことがないかもしれないレアな模様が、こちらのブリンドルです。
フォーンとブルーの中間のような毛色で、まだらのような縞模様が特徴となっています。
成長と共に印象が変わっていき、だんだん色が薄くなっていくのも特徴のひとつです。
チワワの人気のカラー・毛色について
ここではチワワで人気のカラーについて解説します。
チワワの子犬選びの参考にしてみてくださいね。
1.ブラックタン
ブラックタンはベースが黒で、一部がタン(黄褐色)になっているチワワです。
顔周り、足先などタンが出ていることが多いです。
個体によって色合いやタンの入り方は異なるため、個性が出るカラーでもあります。
2.クリーム
クリーム色のチワワもかなり人気があります。
淡いゴールド色であり、優しい色合いが特徴です。チワワのうるうるした瞳が目立つ毛色です。
チワワかわいらしさが目立つため、心奪われる飼い主さんも多いです。
3.ブラック&ホワイト
ブラックとホワイトの組み合わせを持つチワワです。
黒と白との割合には個体差があるため、個性が楽しめるカラーとなっています。
眉の部分が白い子もいれば、おでこが白い子もいます。
また成長に応じて白と黒の割合が変化したりするので、成長が楽しみなチワワでもあります。
チワワの被毛の長さ
チワワの被毛は上毛と下毛の二層構造をしたダブルコートです。
またダブルコートの中でも、被毛の長さは2種類あります。
毛色とも組み合わせていくと、かなりの種類があることが分かりますよね。
スムースコート(短毛)
元々のチワワは、このスムースコートのみでした。
被毛が短いので、チワワの体型もパッと見で分かりますよね。
お手入れがあまり大変ではないので、おすすめです。
ロングコート(長毛)
ポメラニアンやパピヨンとの交配が進められていくなかで誕生したのが、ロングコートです。
顔周りには高貴な印象を与える飾り毛も生えていて、小柄ながらも存在感があります。
こまめにブラッシングをしてお手入れをする必要がありますが、夏場はサマーカットをして楽しむこともできますよ。
チワワの体型3種類
小柄で華奢な印象のあるチワワですが、その体型にも種類があるんです。
ドワーフタイプ
いわゆるずんぐりむっくりな体型が、こちらのドワーフタイプです。
手足だけではなく、首まで短くて思わずキュンとしてしまいますよね。
ペットショップでよく見かけるチワワはドワーフタイプが多く、一番人気もあります。
ハイオンタイプ
ドワーフタイプとは真逆なのが、ハイオンタイプです。
手足が長くてスラっとしているので、チワワっぽくない印象を受けるかもしれません。
こちらもそれはそれで可愛らしいので、ファンも多いようですよ。
スクエアタイプ
スクエアタイプを分かりやすく表現するのであれば、ドワーフタイプとハイオンタイプの中間といったところでしょうか。
手足も短くも長くもないので、普通の小型犬という印象を受けるかと思います。
まとめ:チワワの種類は豊富!
チワワの毛色や模様、被毛の長さ、そして体型に至るまで想像以上に種類が多いことが分かりましたよね。
これからチワワを家族に迎え入れようとしている方は、ぜひお気に入りのチワワを見つけてみてください。
成長とともに変化が感じられるのも、飼い主さんだけの特権ですよ。
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