小さくてキュートな豆柴は、今人気急上昇中の犬種としても注目されています。
これから豆柴を飼おうと考えている方は、成犬時の大きさなんかも気になるところですよね。
豆柴の毛色の種類や販売価格の相場、なりやすい病気などについてまとめてみました。
目次
豆柴ってどんな犬?
豆柴の見た目は、みなさんにも馴染みのある柴犬とほとんど変わらないですよね。
違いと言えば、その体の大きさでしょうか。
豆柴は非公認犬種
豆柴は柴犬の亜種。
日本犬保存会などの主要犬種登録団体による登録はされていません。
日本社会福祉愛犬協会においては登録があるというのが現状です。
豆柴の性格
豆柴は柴犬と比較しても甘えん坊な傾向がありますが、飼い主にとても従順です。
海外ではこの従順な性格が、とても人気になった理由の一つでもあります。
豆柴の寿命
豆柴の寿命は10~12歳くらい。柴犬よりも少しだけ寿命は短くなっています。
豆柴はまだ歴史の浅い犬種なので寿命が短めですが、今後の繁殖が安定していくと
寿命も延びて行くことが期待できます。
豆柴の成犬時の体の大きさ
柴犬よりも小さめな豆柴は、成犬時の大きさがイマイチピンときませんよね。
平均体重と平均体高をご紹介します。
豆柴の体重・体高
豆柴の平均体重は4~6kg程度。平均体高は30cm強になります。
小型犬よりも少し大きめといったところです。
余談ですが、豆柴よりもさらに小さい小豆柴という犬種も存在しています。
豆柴の毛色の種類
豆柴の毛色には実は色々な種類があります。代表的な5種類についての特徴は以下の通りです。
ブラック&タン
豆柴の中でも最も人気のある被毛がブラック&タン。
体全体の色味がブラックで、目の上やお腹、足、胸部などにホワイトのタンがあります。
ブラック&タンはほんの1割しか生まれてこないため、希少価値が高いとされています。
レッド
豆柴の被毛の中で最も多いのがレッドです。
レッドと言っても真っ赤な色ではなく、赤みがかっている茶系の色で柔らかい印象があります。
濃淡は個体差があるので、薄い茶色から濃いレッドと幅広くなっています。
黒胡麻
レッド、ブラック、ホワイトの被毛が混ざり合っていて、特に黒みが強く現れているのが黒胡麻です。
赤胡麻
レッド、ブラック、ホワイトの被毛が混ざり合っていて、特に赤みが強く現れているのが赤胡麻です。
胡麻
レッド、ブラック、ホワイトの色合いがバランスよく混ざり合っているのが胡麻です。
赤胡麻にも黒胡麻にも該当しなければ、胡麻と判断されます。
豆柴の値段・価格相場
豆柴を飼う上でも気になるのは、値段の相場ですよね。
豆柴は歴史も浅く、ペットショップではあまり販売されていません。
購入をする際は豆柴を専門的に繁殖させているブリーダーから入手するのが一般的。
ブリーダーから購入すれば、親兄弟に会わせてもらえることもあるので、成犬になった時の姿も想像しやすいですよ。
気になるお値段についてなのですが、ブリーダーによって異なるので一概に言及することができません。
ただ大体の目安としては、20~30万円ほどとなっています。50万円以上の高値が付けられるというケースもあります。
豆柴の購入においてはトラブルも多々あり、豆柴のつもりで購入したのに、成犬になった時には単なる柴犬だったというケースも。
トラブル回避のためにも、購入の際には犬種の確認をしっかり行なうようにしましょう。
豆柴がなりやすい病気
豆柴がなりやすい病気は、柴犬と共通しています。具体的に3つほどご説明します。
外耳炎
外耳炎は症状が悪化すると、中耳炎、内耳炎というようにどんどん奥に炎症が広がってしまいます。
奥に行けば行くほど治療も難しくなってしまうので、早めに対処することが重要。
犬の耳は人間よりも通気性が悪いので、外耳炎が起こることは決して珍しいことではありません。
痒がっているような仕草を見せたり、頭を回転させながら振っていたら、外耳炎の可能性があります。
早めに専門医に相談しましょう。
アトピー性皮膚炎
豆柴はアトピー性皮膚炎になることが非常に多い犬種。
毛が抜けてしまったり、痒がったり、皮膚が赤黒くなるといった症状が見られます。
アトピー性皮膚炎は、全身どの箇所にでも起こり得ます。目の周りや口元、頭などは特に症状が表れやすいです。
アトピー性皮膚炎の原因は、ホコリやダニ、花粉、カビなどとされています。
膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼は、膝にあるお皿が外れてしまう病気のことです。
痛みを伴なうこともあり、腫れることもあります。
ワンちゃんが自分で外れた膝を戻してしまって、飼い主さんが気付かないことがあるのですが、これを繰り返していると症状は悪化してしまいます。
なるべく早めに対処してあげるようにしてください。
豆柴を飼うときに気をつけたいこと
豆柴を飼う上では、まずなりやすい病気についてきちんと知っておくこと、そして早期発見をしてあげることが大切です。
病気になりにくいような環境を整えてあげることも重要になってきます。
元々甘えん坊気質な豆柴なので、しつけはきちんと行ないましょう。
甘やかしすぎてしまうと、飼い主さんの言うことをきかなくなります。
豆柴の成犬時の大きさまとめ
豆柴は成犬時の大きさも柴犬よりも小さく、いつまでも子犬のような可愛さがあります。
きちんとしつけを行ない、病気にも気を付けてあげれば、平均寿命よりもきっと長生きできるはずです。
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