犬も人間と同じようにアレルギーを持っていることがあります。
アレルギーのある食べ物を与えると、最悪の場合死に至るケースもあるので、食事には十分注意を払う必要があります。
今回は、肉アレルギーを持っているワンちゃんにおすすめの魚系のドッグフードをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
魚メインのドッグフードのメリットデメリット
お肉が大好きなイメージも強いワンちゃんですが、アレルギーがある場合は与えないほうがいいです。
肉アレルギーのあるワンちゃんの飼い主さんには知っておいて欲しい、フィッシュ系ドッグフードのメリットとデメリットについてまとめてみました。
フィッシュドッグフードのメリット
- ヘルシーなので太りにくい
- オメガ3脂肪酸がたっぷり
- カルシウム・タウリンが豊富に含まれている
魚系のドッグフードにはこれらのメリットがあります。
アレルギーがあるワンちゃん、肥満気味のワンちゃんを飼っている飼い主の方におすすめですよ。
ヘルシーなので太りにくい
肉よりも魚の方がヘルシーなのは、イメージもつきやすいですよね。
犬にとって欠かせないたんぱく質は、魚からでも十分に摂取することができます。
カロリーも控えめなので、シニアのワンちゃんや肥満傾向にあるワンちゃんにも安心して与えることができます。
高たんぱく質でローカロリーなので、栄養バランスは優れていると言えます。
オメガ3脂肪酸がたっぷり
お肉からだけではオメガ3脂肪酸を摂取するのは難しいのですが、それが叶うのがフィッシュドッグフードのメリットです。
アトピー性皮膚炎やノミによるアレルギー反応を回避できるので、皮膚トラブルの防止ができます。
また、高血圧の予防やボケ防止もできるので、積極的に取り入れたい栄養素です。
カルシウム・タウリンが豊富に含まれている
タウリンには、心臓形の病気や動脈硬化を予防する働きがあります。
また、カルシウムは歯や骨を作る上で重要な栄養素ですよね。
お肉よりもお魚の方が、これらの栄養素をしっかり取り入れることができます。
フィッシュドッグフードのデメリット
- 食いつきの差
- 腹持ちが悪い
- 手作りの危険性
魚系のドッグフードがすべて完璧に優れているというわけでもありません。
ワンちゃんによっては食いつかない場合もあります。
食いつきの差
お魚には栄養がたっぷりだということが分かりましたが、本来肉食動物であるワンちゃんは、やっぱりお肉の方が好きという事実が根底にあります。
フィッシュドッグフードよりも、お肉をふんだんに使ったドッグフードの方を好んで食べるので、食いつきの悪さに苦労をすることも珍しくありません。
腹持ちが悪い
フィッシュドッグフードはヘルシーな分、肉系ドッグフードより腹持ちが悪いので、すぐにお腹が空いてしまうというデメリットがあります。
特に食べ盛りのワンちゃんには物足りなさがあるようです。
手作りの危険性
市販のドッグフードの場合は心配することはないです。
あまりやる機会はないと思いますが、魚を自分で調理して与える場合は寄生虫に注意しなければなりません。
新鮮なお魚を使うようにすれば良いのですが、手間がかかります。
骨も全て綺麗に取り除かなければ、そのまま丸呑みしてしまうこともあるので、ミキサーにかける等の対応が必要です。
魚系ドッグフードはこんなワンちゃんにおすすめ
メリットとデメリットの両方があるフィッシュドッグフードですが、以下に挙げるようなワンちゃんにはおすすめです。
なんらかの問題があるワンちゃんや、健康志向の飼い主さんは要チェックですよ。
チキンなどの肉類にアレルギーがある
アレルギーがあって肉類を食べられない場合でも、動物性たんぱく質は必須の栄養素になります。
お肉から補えない場合は、お魚から取り入れていく必要があるので、アレルギー持ちのワンちゃんにはおすすめです。
アレルギー対策をしたい
お肉のアレルギー反応が出ていない場合でも、いずれ何らかのアレルギー反応を起こすということは十分考えられます。
魚の方がアレルギーを引き起こしにくいので、事前に対策をするのであればフィッシュドッグフードを与え続ける方が安心です。
肥満対策をしたい
フィッシュドッグフードは、ローカロリーなのでとってもヘルシーです。
太りやすいワンちゃんやダイエット中のワンちゃんには、フィッシュドッグフードの方がおすすめですよ。
太りにくい体づくりを目指している場合も、フィッシュドッグフードの方が有効です。
安心できる最高級の魚系ドッグフードを選ぶ3つのポイント
- グレインフリードッグフード
- 高たんぱく質ドッグフード
- 香料・着色料不使用のドッグフード
フィッシュドッグフードも、様々なメーカーから色々な種類が展開されているので、いざとなるとどれを選べば良いのか迷ってしまいます。
フィッシュドッグフードを選ぶ際のポイントを3つご紹介しますので、これらを全てクリアしているものを選ぶようにしてください。
1.グレインフリーのドッグフード
小麦やトウモロコシといった穀物は、犬にとっては必要な栄養素ではありません。
むしろ、消化を苦手としている栄養素なので、取り入れないに越したことはないんです。
ドッグフードのコストを下げるために、カサ増し目的である穀物を入れることはよくあるので、グレインフリーであるかどうかは確認するようにしましょう。
2.ドッグフードの原材料が良質
良質なたんぱく質は、良質な原材料からしか取り入れることができません。
良質かどうかの見極めのポイントとしては、ヒューマングレードであるかどうかを目安としてみてください。
人間も食べられるクオリティであれば、良質だと言えます。
3.香料・着色料不使用のドッグフードであること
添加物とは、保存料や香料、着色料などのことです。
これらの添加物を使うということは、粗悪な原材料を使っているということになります。
素材をそのまま生かせないほどのクオリティで、それを香りや色で誤魔化そうとしているんです。
保存料も、賞味期限を伸ばすことによってコストを押さえようとしているので、要注意です。
ワンちゃんの体のことを第一に考えれば、香料・着色料不使用がベストであることは一目瞭然です。
魚メインドッグフードおすすめランキング
それでは次に、ぜひおすすめしたいフィッシュドッグフードについてランキング形式でご紹介します。
すべて安心安全に与えられるドッグフードなので、ワンちゃんに合うものを見つけてくださいね。
1位:エッセンシャルドッグフード
エッセンシャルドッグフードはモグワンやカナガンを出しているレティシアン社のドッグフードです。
なんと原材料の77%がお魚でできています。
お肉が苦手なワンちゃんにおすすめで、アレルギー対応されています。
アレルゲンカットはもちろんのこと、認知症予防にいいとされるDHAやEPA、オメガ3、オメガ6脂肪酸などの栄養素もたくさん含まれているんです。
高タンパクで低カロリーなので、老犬にもおすすめ!
お魚意外にも鉄分、アミノ酸、カルシウム、食物繊維が豊富のアサイー、カテキンが体にいい緑茶、滋養分が高い朝鮮人参などが配合されています。
2位:アカナ(パシフィックピルチャード)
アカナは、品質をなるべく落とさないようにしつつコストを抑えているドッグフードです。
アカナにはアレルゲンになりうる原材料がほぼ使用されていないので、アレルギー対策にもおすすめですよ。
素材本来の味です勝負しているので、食いつきの良さにも定評があります。
また、フードにハーブが配合されており、リフレッシュ効果も期待できます。
3位:iDIsh-アイディッシュ-(フィッシュ)
アイディッシュは、腸内環境改善サプリで有名な「あいこな」を手がけている会社によって開発されたドッグフードです。
オリゴ糖と乳酸菌が配合されているので、あいこなと同様に腸内環境を整えてくれる働きがあります。
スーバーフードとしても注目されているモリンガも含まれているんですよ。
ワンちゃんの健康を体の内側からしっかりサポートしてくれるドッグフードです。
4位:オリジン(シックスフィッシュ)
オリジンには、ニシンやカレイ、サーモンといった新鮮な魚がたっぷり使われてるいます。
魚の含有率がなんと8割を超えているので、まるで手作りのフードを食べているかのように美味しいんです。
コンドロイチンやグルコサミンも含まれているので、関節ケアも期待できます。
上記以外でおすすめの魚系ドッグフード
おすすめのフィッシュドッグフードを3種類ご紹介しましたが、それ以外にも注目しておきたい商品があるので、ご案内しておきますね。
肉も入っているけど魚もバランスよく配合されているものです。
モグワンドッグフード
おすすめ度 | ★★★★★ |
---|---|
価格/容量 | 4,708円(税込)/1.8kg |
カロリー | 376kcal/100g |
主原料 | 生チキン、生サーモン |
添加物 | 香料・着色料不使用 |
穀物 | 不使用 |
原産国 | イギリス |
対応年齢 | 全年齢対象 |
モグワンドッグフードは、完全なフィッシュドッグフードという訳ではなく、サーモンの他にチキンも使用されています。
手作りのレシピを使って開発されているので、本当に手作りのような美味しさに仕上がっていて、食いつきの良さはズバ抜けています。
なんとかの有名なエリザベス女王御用達のドッグフードでもあるんですよ。
- ユーザーアンケートの結果94%が「完食した・ほとんど食べた」と回答
- 90%が継続したいと答えた高満足度フード!
- 高タンパク質・グレインフリー・香料・着色料不使用フード!
- 全犬種・全ライフステージ対応のプレミアムフード!
※ユーザー822名に対するアンケート。2021年8月~9月株式会社レティシアン調べ。
ブッチ(ホワイトレーベル)
ドライフードばかりご紹介してきましたが、ウェットフードであればこちらのブッチがおすすめです。
こちらも使われている原材料は魚だけではないのですが、ムロアジがメインとなっています。
アレルギー対策にはもちろん、お肉系のドッグフードが苦手なワンちゃんにもおすすめです。
食いつきランキング1位のブッチ!ぜひお試しください。
安心して与えられる香料・着色料不使用の魚系ドッグフードまとめ
お肉のアレルギーを持っているワンちゃんの場合は、フィッシュドッグフードへの切り替えが必須ですが、お肉が苦手だったり、シニア世代になって食欲が落ちている場合にもおすすめです。
また、ダイエット中のワンちゃんも食事を楽しみながら無理なく減量ができますよ。
愛犬に安心して与えるには、やはり香料・着色料不使用のドッグフードであることは必要最低限の条件になります。
ご紹介させていただいたドッグフードをぜひお試しくださいね。