ティーカッププードルの寿命や性格、特徴、価格などについてまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。
ティーカッププードルの平均寿命は15~18歳と言われています。
比較的長生きする犬種なので、寿命が短いというのは真っ赤な嘘です。
目次
ティーカッププードルの定義
ティーカッププードルは、実は日本では正式な犬種として分類されていません。
あくまでも、トイプードルの中の一種。
ティーカッププードルは、その愛くるしさから根強い人気を誇っていることもあり、将来的には犬種として認められる可能性も大いにあります。
ティーカッププードルはどんな犬?
プードルは、元々フランスの犬種です。
当初は大型のスタンダードなタイプしかいませんでした。
そのプードルがアメリカに渡り、交配を繰り返したことによって、小型のプードルが誕生しました。
更に、そのプードルがそれよりももっと小型の遺伝子を持つプードルと交配を繰り返し、タイニープードルが誕生しました。
その後、ティーカップにも入ってしまいそうなくらい小さなティーカッププードルが誕生することとなりました。
ティーカッププードルは、プードルの中でも、最も小さなサイズのプードルです。
ティーカッププードルの平均価格
ティーカッププードルは、そのサイズからは考えられないくらい高値が付けられることがほとんどです。
目安としては、30〜40万円ほど。
出産時には多くても3匹までしか生まれないし、母親の母乳の量が足りずに育児の手間もかかります。
そもそもの受胎率も非常に低いので、繁殖自体も難しいのです。
それらを加味した価格になっているので、必然的に高くなってしまいます。
ティーカッププードルの特徴
ティーカッププードルの大きさや寿命、性格などについて、以下を参考にしてみてくださいね。
ティーカッププードルの成犬時の大きさ・重さ
ティーカッププードルはあまりにも小さいので、成犬でも赤ちゃんに見えてしまいます。
それもそのはず、ティーカッププードルの成長は、生後6ヶ月ほどでストップするんです。
その時点での体重は、1.5〜1.8キロ。体高は20センチほど。
成犬とは思えないくらい、小さいですよね。
ティーカッププードルの平均寿命
ティーカッププードルのような小型犬は、大型犬と比較しても、長命であることが特徴となっています。
ティーカッププードルは、普通のプードルと比べると、成犬になる前の成長がゆっくりです。
しかし、成犬になると差は無くなってくるので、寿命にも大きな差はありません。
ティーカッププードルの性格
プードルは狩猟の際に活躍していた犬種ということもあって、賢くて学習能力も非常に高いと言われています。
ティーカッププードルもその性格は受け継いでおり、飼い主さんに忠実です。
人間のことも大好きで甘えん坊な一面もあり人懐っこいので、可愛さも際立ちます。
ティーカッププードルは体が弱い?
ティーカッププードルはスタンダードプードルをどんどん小型化して作られたという経緯があるため、体が弱いと言われているのも事実。
人気があるということは、それだけ繁殖も頻繁に行われているため、ますます体が弱くなってしまっているというデータもあります。
ティーカッププードルの飼い方
ティーカッププードルは、2kgにも満たない小さな小さな犬。
飼うにあたっては、常に衝撃に気を付けてあげる必要があります。
分別のつかない赤ちゃんや子供がいる場合は、なるべく飼わない方が良いです。
ティーカッププードルは大きな物音も苦手で、人間にとっては何気無い段差も危険です。
ステップを用意してあげたり、静かな生活ができるように配慮するということは、不可欠です。
健康なティーカッププードルの選び方
残念ながら販売の際に詐欺を働くブリーダーや業者が存在しています。
栄養失調や病気などのプードルを、ティーカッププードルと偽って売っているケースもあるので、健康なティーカッププードルの見極めは非常に重要。
見極めの際は、元気さがあるか、痩せていないか、しっかりと毛量があるかという3点に絞って見てみると良いですよ。
ティーカッププードルがなりやすい病気
- クッシング症候群
- 免疫介在性溶血性貧血
- 進行性網膜萎縮症
- 糖尿病や外耳炎など
ティーカッププードルがなりやすい病気には、いくつかあります。
まず、副腎の病気であるクッシング症候群。
これは、小型犬に多く見られる病気です。
ぐったりと疲れる様子がある場合は、要注意です。
次に、食欲低下や多尿などの症状が見られる免疫介在性溶血性貧血。
時には死に至ることもあります。
失明の恐れがある進行性網膜萎縮症。
遺伝が原因であるため、防ぎようがないという病気になります。
その他糖尿病や外耳炎など、様々な病気のリスクがあります。
ティーカッププードルを飼うにあたって気をつけたいこと
ティーカッププードルはトイプードルと同様で、とても賢い性質があります。
甘噛みや吠えなどは、赤ちゃんのうちにやめさせておくと、大人になってからの癖がつかないので、気を付けてみてください。
大人になると、なかなか抜けないので、飼い主さんが注意してあげることが重要です。
小さいほど高額なティーカッププードル
ティーカッププードルは、繁殖が難しいということもあって、高額であるということはご紹介した通りになりますが、実は高額なのは、それだけではありません。
ペット保険も高額
ティーカッププードルは、病気になりやすいということもあって、ペット保険も高額になってしまいます。
病気のリスクがあることを考えると、保険には入っておきたいですよね。
保険料は、月々4千円前後が相場と少しお高め。
ただ、成犬になると病気のリスクも減るので、50パーセント補償プランを検討するというのもオススメです。
ティーカッププードルとマグカッププードル
ティーカッププードル自体、日本では正式な犬種と定義されていないこともあって、マグカッププードルという名前で間違われてしまうことがしばしばあります。
一般的な呼び名は、ティーカッププードルとなりますので、ご注意くださいね。
ティーカッププードルまとめ
小ささがチャームポイントでもあるティーカッププードル。
小さいからこそ病気のリスクもあり、飼う上で注意すべきポイントも多々あります。
基本的には人懐っこくて賢いので、一緒に過ごしやすい犬種ではありますが、長生きをさせてあげるためにも、色々と注意してあげてください。
ティーカッププードルにおすすめのドッグフード
ティーカッププードルは国際的にはトイプードルに分類されています。
トイプードルにおすすめのドッグフードを選べば大丈夫。
詳細は以下の参考記事をご覧ください。