飼いの犬の方が長生きするという傾向もあって、飼うなら室内の方が良いと考えてる人も多いですよね。
室内飼いに適している犬種や飼い方、人気の犬種ランキングなどをご紹介します。
目次
室内犬でおすすめの犬種選びの4つのコツ
室内飼いを検討している方に知っておいてもらいたいことがあります。
どんな犬を選ぶべきなのか、4つのコツがあるんです。
1、抜け毛の手入れがラク
室内飼いをするということは、自分の持ち物や体に触れる機会も非常に多くなりますよね。
抜け毛が多い犬種の場合、洋服や体に常に抜け毛が付いてしまうので、抜け毛対策がしやすくてお手入れがラクな犬種を選ぶことをおすすめします。
毎日のことなので、実はとっても重要なポイントなので押さえておいてくださいね。
2、あまり吠えない
ペット可なマンションも増えてはいるものの、四六時中吠えている犬がいる家は、近隣にも迷惑がかかってしまいます。
しつけである程度コントロールもできますが、なるべくあまり吠えない犬種を選ぶようにしましょう。
吠える犬を飼っていることで、住んでいる家を引っ越さなければならなくなるケースも少なくありません。
3、利口でお留守番が得意
室内飼いをしている犬は、家でお留守番ができなければなりません。
飼い主さんがいない間に、家を荒らしてしまったりベッドやソファなどで排泄をしてしまうということが日常的に続いてしまったら、ストレスが溜まってしまいます。
ダメなことはダメだとちゃんと理解できる賢さを持ち合わせていて、お留守番ができるかどうかがポイント。
4、散歩の時間や回数が少なくてもOK
体格の小さな犬種の場合、散歩に毎日行かなければならないということはありません。
1日あたり10~30分程度の運動ができれば十分なので、自宅で遊び相手になってあげれば健康上も問題ないので、一人暮らしの方や忙しくて時間がない方にも向いています。
室内犬おすすめ犬種人気ランキング
室内飼いのしやすさのポイントを押さえた上で、おすすめの犬種をランキング形式でご紹介します。
1位、トイプードル
室内飼いしやすい犬種として不動のナンバーワンをキープしているのが、トイプードルです。
抜け毛が少なくて、臭いもほとんど感じないので室内飼いに向いています。
基本的に無駄吠えもありません。
トイプードルが吠えている時は飼い主さんに何かしら伝えたいことがあるからなので、無駄吠えとは言えないんです。
練習次第でお留守番も上手にできるし、お散歩も無理しない範囲で5~10分程度で数回に分けて大丈夫なので、飼い主さんの負担も少なめです。
2位、マルチーズ
可愛いだけではなく賢くて従順なマルチーズはしつけがしやすいので、室内飼いに向いています。
マルチーズは室内飼いに慣れていることもあって、換毛期でさえも温度の変化を感じづらく抜け毛が少ない傾向があります。
元々甘えん坊な性格なので、マルチーズの要求を全て聞いていると飼い主さんの言うことをきかなくなり、無駄吠えも多くなってしまいます。
決まった時間に食事を与えたり散歩に行ったりしていると、それを要求する“要求吠え”というものが習慣になってしまうので、これには絶対に応じないでください。
一人でも居心地の良い環境を作ってあげることで、上手にお留守番もできるようになります。
運動量は少なくても問題ありません。
散歩は1日10分程度でも大丈夫なのですが、室内で体を動かしてエネルギーを発散しましょう。
3位、シーズー
シーズーは、一人暮らしの方にもおすすめの室内飼いに向いている犬種。
運動量は少なくても健康上の問題もないので、頻繁に散歩に行かなくても大丈夫です。
無駄吠えもほとんどありませんし、長毛種でありながらも抜け毛も少なめです。
家に迎え入れた日からケージに入れておくようにすることで、お留守番もさほどストレスを感じさせることなく上手にできます。
4位、ヨークシャーテリア
ヨークシャーテリアはシングルコートということもあって、抜け毛が少なく室内飼いに向いています。
ヨークシャーテリアは元々警戒心が強い性格なので、良く吠える犬種。
しかし、ある程度運動をさせて欲求を満たしてあげれば、無駄吠えもしなくなります。
無駄吠えをやめさせるには、しつけが重要です。
叱ったり手をあげるようなしつけではなく、信頼関係を築き上げた上でのしつけをするようにしましょう。
小型犬は散歩の回数が少ないと思われがちですが、ヨークシャーテリアはたくさん体を動かす必要があります。
なるべく散歩は毎日最低でも30分くらい連れて行ってみてください。
お留守番は、しつけというよりも慣れ。
回数を重ねて慣れさせれば、上手にできるようになります。環境作りも大切です。
5位、キャバリア
ダブルコートのキャバリアは、アンダーコートの毛量が非常に多く、抜け毛に悩まされてしまう飼い主さんも少なくありません。
換毛期は更に抜け毛が多くなります。
シャンプーやブラッシングをこまめに行なうことで、状態は変わってきます。
吠えているキャバリアに対して、その場しのぎでおやつを与えたりしていると、無駄吠えは直りませんよ。
吠えれば構ってもらえると思われないようなしつけが重要。
しつけがきちんとできれば、無駄吠えもなくなっていきます。
お留守番は得意な方ではありませんが、トイレやベッド、食事などの環境を整えることで慣れさせることはできます。
日光浴やストレス発散の目的でも、散歩はできる限り毎日連れて行くと良いでしょう。
その他おすすめ室内犬
聡明で友好的なパピヨン、お利口で勇敢なミニチュアダックス、物静かで素直なパグなども室内飼いに向いている犬種です。
うちはランキング圏外のミニチュアダックスですが、頭もいいし可愛いしとっても飼いやすいです!
個人的には一番おすすめですよ(笑)
ケージ・柵・サークルがあると便利
ケージや柵、サークルなどがあると、室内を自由に行動できなくなるので便利です。
自由に動き回れるということは、飼い主さんの目の届かないところで誤飲をしたりケガをしたりする可能性が一気に上がってしまうということ。
犬を囲うことによって、安全に飼うことができるので、こういったアイテムはぜひ取り入れてみてください。
室内犬を飼うときのニオイ対策
犬のニオイのもとは、口臭と体臭と便臭の3つ。
日頃からのデンタルケアやシャンプー、肛門腺のケア、そしてトイレを清潔に保つことでニオイが軽減されます。
便臭がキツイ場合は、ドッグフードを見直すのもおすすめです。
おすすめの室内犬まとめ
室内飼いに向いている犬の、極め方や飼い方などについてご紹介しました。
室内であれば飼い主さんと一緒に過ごす時間も長くなるので、信頼関係も築き上げやすいのでぜひ参考にしてみてくださいね。