今や珍しくないミックス犬の中でも、トップクラスの人気を誇っているマルシーズー。
人気の秘密は、その可愛らしい風貌だけではなく、飼いやすいという点でも注目されています。
マルチーズもシーズーも人気の犬種なので、それを掛け合わせているということで、話題になったこともあります。
マルシーズーの魅力をはじめ、性格や寿命などについてまとめました。
マルシーズー以外のマルチーズのミックス犬はこちらで紹介しています。
目次
マルシーズーとは?
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マルシーズーとは、マルチーズとシーズーを親犬としているミックス犬のこと。
“シーマル”と呼ばれることもあります。
傾向としては、母親がマルチーズの場合はその要素が強く現れ、母親がシーズーの場合はシーズーの要素が強くなります。
最終的には個体差もあるため、子犬の時点ではどのような成犬になるかは分かりません。
マルチーズのミックス犬!マルシーズーの性格と特徴について
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マルチーズは、当然のことながらマルチーズの性格も、シーズーの性格も両方を持ち合わせています。
マルシーズーは、活動的で一人遊びも上手で、賢い面もあります。
ちょっぴり頑固な性格でもあるのですが、これはシーズーの要素が強いんです。
温厚でもあるので、初心者の方にも飼いやすい犬種です。
マルシーズーの成犬時の大きさと体重
成犬時のマルシーズーの大きさは、体高30cm弱、体重は5kg前後。
オスの方が、若干大きめとなっています。
マルシーズーの寿命はどのくらい?長生きできるの?
マルシーズーの平均寿命は、10~15年程度。
小型犬の平均寿命と、ほぼ同じくらいとなっています。
マルシーズー自体の歴史が浅いため、平均寿命については、まだあいまいな部分もあります。
かかりやすい病気は多々あるものの、命にかかわるような大病を患うこともほとんどないので、食生活や運動不足を気を付けてあげれば、長生きも十分に期待できます。
マルシーズーの子犬のブリーダーの購入価格・値段は10~15万円前後
マルシーズーは人気の犬種なので、ブリーダーの取扱いも増加傾向にあります。
交配も難しくはないため、価格が10~15万円前後から、更に高騰するといった心配もほとんどありません。
マルシーズーのかかりやすい9つの病気
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マルシーズーには、かかりやすい病気がいくつかあります。
マルチーズとシーズーのどちらの要素が強いのかによっても、病気のかかりやすさも変わってきますが、ご参考にしていただければと思います。
1.ホワイトシェイカードッグ症候群
ホワイトシェイカードッグ症候群は、小型犬がなりやすい病気。
毛色も白いとかかりやすいと言われているので、マルシーズーはまさに条件に当てはまっていますよね。
ホワイトシェイカードッグ症候群では、足や体を小刻みに震わせるといった症状が見られます。
原因は未だ不明なのですが、てんかんの薬で治療することができます。
2.膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼は、マルチーズがかかりやすい病気です。
膝蓋骨脱臼になると、明らかに歩き方がおかしくなり、辛そうな表情を見せます。
症状が悪化してくると、足を動かすどころか、痛みを伴ない、動かせなくなるのです。
飼い主さんがすぐに気付いてあげられないことも多いので、少しでもいつもと違うと感じたら、専門医に診察してもらうようにしてください。
3.熱中症
短頭種にありがちなのが、熱中症です。短頭種は、鼻が潰れている種類の子ですね。
夏の暑い日に呼吸をしても、鼻の中で熱を冷却することができずに、熱中症になることが多々あります。
4.脂漏症
過剰な皮脂分泌が原因となってしまうのが脂漏症。
シーズーがかかりやすい病気なのですが、元々シーズーがチベット産で、乾燥した地域に適していたことが起因しています。
日本は高温多湿ですよね。
そのため、皮脂の分泌が過剰となり、脂漏症となってしまうのです。
強烈なかゆみを伴うため、早めの診察が重要になってきます。
5.僧帽弁閉鎖不全症
僧帽弁閉鎖不全症は、小型犬になりやすい病気であり、高齢になるほどかかりやすい傾向があります。
僧帽弁は、左心房・左心室の間にあるのですが、血液の流れを一定に保つために、血液の逆流を防いでいます。
高齢のマルシーズーになってくると、正常に機能しなくなってしまい、結果、血液が逆流してしまうという事態に陥ることがあるのです。
元気がなくなって、息苦しそうにしていたら、この病気の可能性があります。
6.肛門周囲腺腫
肛門周囲腺腫は、虚勢をしていないオスがかかりやすい傾向があります。
子犬のうちは症状が表れにくく、老犬になると確率が上がります。
肛門周りの組織に腫瘍ができ、手術で切除するというのが一般的な治療法になります。
7.眼疾患(緑内障、角膜炎、進行性網膜萎縮症)
緑内障や角膜炎、進行性網膜萎縮症といった眼疾患も、マルシーズーがかかりやすい病気になります。
これらの病気は、飼い主さんが気付いてあげるがとても難しいので、定期的な検査を行なうということが、早期発見にも繋がっていきます。
8.椎間板ヘルニア
マルチーズに多く見られる椎間板ヘルニア。
椎間板が脊髄を圧迫するため、激しい痛みを伴ないます。
初期の時点で発見することができれば、投薬のみで完治することもあります。
9.鼻腔狭窄
鼻腔狭窄になると、鼻の穴と鼻腔が狭くなってしまいます。
呼吸が荒くなったり、息苦しそうにしていたら要注意です。
見た目にも、鼻の穴が狭くなっているので、飼い主さんが気付いてあげることができます。
まとめ:マルシーズーは温厚で頭がいいのが魅力のワンちゃん
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マルチーズとシーズーの両方の良いところを持っているマルシーズーの魅力をお分かりいただけただけましたでしょうか?
頭も良くて賢いので、初心者向けでもあります。
食生活や病気に気を付けてあげて、長生きできると良いですよね。
マルシーズーにおすすめのドッグフード
マルシーズーにおすすめのドッグ―ドですが、それは片親のマルチーズにおすすめのドッグフードを選ぶと良いでしょう。
マルチーズにおすすめのドッグフードはこちら。