犬はいちごを食べてもOK!キシリトール入ってるけど大丈夫?

犬はいちごを食べてもOK!キシリトール入ってるけど大丈夫?

いちごは犬に与えやすい大きさですが、食べさせること自体問題ないのか不安になりますよね。

キシリトールが含まれているという点でも心配。

犬にいちごを与える上での注意点やメリットなどについてまとめてみました。

犬はいちごを食べても大丈夫

犬はいちごを食べてもOK!キシリトール入ってるけど大丈夫?

結論から言うと犬にいちごを与えても問題はありません。

しかし、与え方や与える量については気を付けるべきポイントがあります。

それらを確りと理解した上で与えるようにしてください。

与えてもいい量

いちごを与えても問題はないという結論ではあるものの、与え過ぎは禁物。

小型犬のような低体重の犬であれば、目安としては1日1個までとしてください。

中型犬、大型犬になるにつれて、少しずつ量は増やしても大丈夫ですが、それでも2個程度とお考えください。

いちごの与え方

栄養はあくまでもドッグフードから取るようにしなければなりません。

おやつであるいちごがメインにならないように与え過ぎないようにしてください。

いちごだけを与えるのも良いですが、ヨーグルトが食べられるようであれば、いちごにヨーグルトをかけてアレンジしてあげるのも良いですよ。

ご褒美のおやつ感覚で与えれば、愛犬もきっと喜んでくれるでしょう。

加熱処理については避けた方が良いです。

加熱をしてしまうと、いちごに含まれているビタミンCが破壊されてしまいます。

加熱してもキシリトールの含有量も変わりませんので、その点についてもきちんと理解をしておいてくださいね。

犬にいちごを与えるメリット

犬はいちごを食べてもOK!キシリトール入ってるけど大丈夫?

いちごを犬に与えるとどのようなメリットがあるのでしょうか。

4つご紹介させていただきます。

ポリフェノールで老化防止

いちごにはアントシアニンやエラグ酸といったポリフェノールが含まれています。

肌を健康に保ち、眼精疲労も改善されるため老化防止にも役立ちます。

ビタミンCでアンチエイジング

いちごのビタミンC含有率は、様々な食品の中でもトップクラスです。

コラーゲンの生成をサポートし、メラニンの生成を抑える働きもあるのでアンチエイジングにも有効と言えます。

カリウムの摂取

いちごにはカリウムも豊富に含まれています。

カリウムには利尿作用があり、不要な水分を外へ排出し代謝を促してくれる効果が期待できます。

ペクチンが整腸の役割

いちごに含まれるペクチンには、腸内環境を整える働きがあります。

コレステロールも排除してくれるので、健康維持に有効であると考えられています。

下痢や便秘などの症状も改善してくれるし、悪玉コレステロールが排除されることによって成人病のリスクも抑えることができます。

いちごを食べて免疫力アップができるという訳です。

犬にいちごを与える時の注意

犬にいちごを与える時の注意

いちごを与えることに関するメリットをご紹介しましたが、いちごを与える上で注意すべき点も多々あります。

犬が苦手なキシリトールが入っている

いちごにはキシリトールが含まれています。

キシリトールを大量に摂取すると低血糖になってしまうこともあります。

低血糖になるとふらついてしまい、とても危険。

本来は避けるべきキシリトールではありますが、いちごを大量に食べることがなければ心配はいりません。

キシリトールの許容量は、犬の体格によって異なります。

キシリトールを大量に摂取してしまうと、体内で多量のインスリンが分泌されてしまいます。

それが原因となって低血糖となり、肝機能に異変が起こります。

最悪の場合、それが直接的な原因となって死に至るケースもあるほど、キシリトールは危険です。

とは言っても、いちごに含まれているキシリトールは微量。

与え過ぎに注意しながら、いちごを食べるメリットを大いに活用していってください。

アレルギーに注意

いちごを与え過ぎなければ大丈夫だと結論付けさせていただきましたが、アレルギーを持っている場合は例外です。

いちごアレルギーの犬の場合、少量であっても危険を伴います。

初めていちごを与える時は、ほんの少しの量から始めてみてください。

下痢の症状が見られたり、嘔吐をするようであればアレルギーの可能性も考えられます。

仮にアレルギーではなかったとしても、体質的にいちごが合わないということもあります。

いちごは必ず与えなければならないということはないので、そういった場合は決して無理をしないようにしましょう。

かえって負担をかけてしまうことのないよう注意してくださいね。

必要な栄養素は、基本的にはドッグフードから摂ると考えてください。

ヘタは取り除く

犬は何でも丸飲みをして食べてしまうので、あらかじめヘタは取り除くようにしましょう。

ヘタは消化が悪いということもあって、下痢の原因にもなりかねません。

せっかくいちごを食べても、ヘタを体の外に出すために、すぐに吐いてしまうということもあります。

万が一、ヘタを食べてしまってもウンチで出てくるので慌てふためくことはしなくても大丈夫です。

事前に注意してあげる必要はあります。

犬にいちごは与えても大丈夫だけど積極的に与える必要もなし

いちごを与えることによって様々なメリットがあることがお分かりいただけたでしょうか。

与え方に注意をすれば、危険ではありません。

必ず与えなければならないという訳ではないので、積極的に与える必要はないと考えてください。

愛犬の様子を見ながら加減を調整してみてくださいね。

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