ジャックラッセルテリアは、小さくてかわいいというイメージも強いのですが、実はなかなか一筋縄ではいかない面も持っています。
種類もいくつかあります。
抜け毛対策やお手入れの方法などについても、ご紹介します。
目次
ジャックラッセルテリアの基本的な抜け毛対策は5つ
ジャックラッセルテリアは、特に抜け毛の多い犬種でもあります。
換毛期はもちろんなのですが、それ以外の時期も抜け毛が多いため大変んなんです。
ジャックラッセルテリアを飼う場合は、抜け毛対策について、しっかりと勉強しておきましょう。
基本的な対策を、5つまとめてみました。
1.朝と夜の2回のブラッシングを行う
犬のブラッシングは、多くても1日1回と思っていませんか?
もちろん、それでも十分な犬もたくさんいます。
ジャックラッセルテリアの場合は、1日2回が理想的。
朝と夜に分けるのが良いでしょう。
これから抜け落ちていく毛を事前に取り除くこともできるし、新しい毛を綺麗に生え揃えさせることもでき、ツヤのある綺麗な状態がキープできるようにもなります。
2.シャンプーをして抜け毛を取り除く
ジャックラッセルテリアは、1週間に1回を目安にシャンプーをすることで、抜け毛対策ができます。
皮膚を綺麗に保つという意味でも、シャンプーは重要です。
シャワーを使いながらシャンプーをして、洗った後はドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
3.局所的・過度の抜け毛の場合は病気やアレルギーの可能性があるから動物病院へ
たかが抜け毛と侮れてはなりません。アレルギーが原因となって抜け毛を引き起こしているという可能性もあり得るからです。
特に抜け毛が局所的であったり、あまりに度合いがひどい場合は、治療も必要になります。
早めの対応が重要になってくるので、おかしいと感じたら、動物病院に行って診察を受けてください。
4.家具に抜け毛が付きにくくする工夫をする
ジャックラッセルテリアのように、抜け毛の多い動物が室内にいると、家具に毛がまとわりつくということも多々あります。
掃除をしてもキリがないと感じだすと、飼い主さんのストレスにもなってしまいます。
家具は布でカバーをするなど、抜け毛が付きにくくなるような対策もしましょう。
5.抜け毛をすぐに片づけられるように掃除用具を購入する
抜け毛が気になり始めると、常に抜け毛に悩まされてしまうようになります。
毎日何度も掃除機をかける訳にもいかないので、ハンディクリーナーなど手軽にサッと掃除ができるようなアイテムを用意しておくことがオススメ。
抜け毛が気になった時に適宜片付けておくことによって、部屋を綺麗にキープできるはずです。
抜け毛が多い理由はアンダーコートが柔らかいから
ジャックラッセルテリアは、抜け毛が多い犬種とされているダブルコートに分類されます。
オーバーコートとアンダーコートの2種類の毛が生えていて柔らかいアンダーコートは、特に抜け毛が激しいため、日頃からのケアが必要になってきます。
春や秋などにある換毛期では特に抜け毛が急増する
ジャックラッセルテリアは、1年中抜け毛多い犬種なのですが、換毛期は抜け毛の量も一気に増えます。
具体的には春から夏になる時期、そして秋から冬になる時期です。
毛が生え変わるので、抜け毛が急激に増えるのです。
ジャックラッセルテリアの3種類の毛質別の抜け毛対策
ジャックラッセルテリアの抜け毛にも、被毛のタイプに種類があります。
毛質別に抜け毛対策をまとめてみました。
1.スムースコートの場合の抜け毛対策
ジャックラッセルテリアの中でも、一番短毛なのが、スムースコートです。
毛が短いと聞くとお手入れが一番ラクなようにも思えますが、そんなこともありません。
毛質が固くて短いので、換毛期にはラバーブラシを使ったブラッシングがオススメです。
抜け毛をしっかり取り除くことで、抜け毛対策ができます。
普段はシャンプーだけでも、十分です。
2.ラフコートの場合の抜け毛対策
ラフコートは、最も毛足が長い種類です。
見た目はもじゃもじゃしていますが、毛質は非常に柔らかいのが特徴です。
スリッカーブラシを使って丁寧にブラッシングをすることで、抜け毛対策だけではなく、毛に艶を与えることもできます。
3.ブロークンコートの場合の抜け毛対策
ブロークンコートは、スムースコートとラフコートのちょうど間くらいの毛の長さです。
毛質も中間のイメージ。
抜け毛対策は、ラフコートと同じ方法で大丈夫です。
仕上げにコームでといてあげると、更に効果的です。
特にスムースコートの場合は室内飼いが大変
抜け毛が一番多いスムースコートは、室内飼いとなると、かなり大変です。
飼い主さんも、犬自信もストレスにならないように、対策を立てておくことが重要になってきます。
ジャックラッセルテリアはトリミングとストリッピングは必要か?
トリミングは、毛をカットして整えるという意味を持っています。
その行為を行なう人を、“トリマー”と言いますよね。
ストリッピングもトリミングの一種なのですが、古い毛や死毛を専用の道具を用いて抜くという方法になります。
1.スムースコートの場合は両方不要
スムースコートの場合は、毛が短いということもあって、トリミングやストリッピングは必要ありません。
定期的にシャンプーは行なってください。
2.ラフコートの場合は両方やった方がいい
ラフコートの場合、ストリッピングを定期的に行なうことによって、美しい毛をキープすることができます。
毛自体も長いため、整えるという意味でもトリミングは不可欠です。
3.ブロークンコートの場合も両方やったほうがいい
ブロークンコートは、伸びきった毛を綺麗にするためにも、ストリッピングでケアしてください。
毛足もスムースコートと比べると長いため、トリミングも必要です。
トリミング時のしつけは特に重要だからしっかりと行う
ジャックラッセルテリアとトリミングは、切っても切れない繋がりを持っています。
トリミングとは、一生の付き合いとなるため、子供の頃からしっかりとしつけをしておくことが、その後の重要なカギになってきます。
ジャックラッセルテリアは嚙む力も強いので、反抗をしてきた時に攻撃をされると、大怪我に繋がることもあります。
ダメなことはダメだと、子供のうちから教え込んでおきましょう。
ストリッピング必須ではないが技術が必要なのでトリマーさんに依頼
ストリッピングは、自宅で行なうのは非常に危険。
犬の毛を抜く行為なので、技術のないまま行なうと、苦痛を与えてしまいます。
皮膚を傷付けてしまうこともあるので、必ずトリマーさんにお願いするようにしてください。
ジャックラッセルテリアは抜け毛対策をしっかりと行うことが大事
冒頭でもご紹介させていただきましたが、ジャックラッセルテリアは抜け毛がとても多い犬種です。
飼い主さんも犬自信も快適に過ごせるように、日頃からの抜け毛対策をしっかりと行なってください。
気負い過ぎる必要はありません。
少しずつ習慣づけるだけで大丈夫ですよ。
ジャックラッセルテリアにおすすめのドッグフード
ジャックラッセルテリアにおすすめのドッグフードは、以下の記事をご覧ください。