数ある犬種の中でも不動の人気を誇っているチワワ。
愛嬌があってとても可愛らしいのですが、実際の性格はどうなのでしょうか?
性別で違いもあると言われることもあるようなので、具体的に見ていきましょう。
これからチワワを飼おうと思っている方はもちろん、既にチワワを飼っている方も是非参考にしてみてくださいね。
目次
チワワの性格
ウルウルとした瞳を見ていると、人懐っこいイメージが湧いてくるチワワですが、実際の性格の特徴について以下の通りまとめてみました。
- 元気ハツラツ
- 警戒心が強い
- 勇敢
- 飼い主に献身的
- 敏捷
- 甘えん坊
- 臆病
見た目のイメージ通りな部分や意外な一面も見えてくるかと思います。
元気ハツラツ
小型犬ならではの元気いっぱいなチワワは、家族のムードメーカーになってくれます。
遊ぶことも大好きで、常に活発で行動的なところがあります。
警戒心が強い
警戒心の強さも小型犬ならではの特徴です。
見知らぬ人や初めて会う犬など、とにかく警戒心を露わにします。
あまりにも警戒心が強くなってしまうと、無駄吠えや噛み癖がついてしまうので、しつけの段階で駄目なことは駄目だときちんと教えてあげましょう。
勇敢
小さな体であるにも関わらず、自分よりも体の大きな犬や人に対して物怖じせずに勇敢に立ち向かうという意外な面も持ち合わせています。
縄張り意識が強めなので、初めて見る相手で会っても吠えることがあります。
飼い主に献身的
チワワは忠誠心が強いこともあって、飼い主さんのことを心から大切に思ってくれます。
献身的で愛情表現もしっかりしてくれるので、それがまた可愛かったりするんですよね。
ただ、誰に対してもそうなのではなく、同じ家族であっても対応が違うことも多々あるようです。
敏捷
チワワは、その見た目からは想像できないくらい敏捷な面もあります。
賢いからこそ、判断力も早いんです。
学習能力が非常に高いのでしつけもしやすく、初心者の方でも安心して飼い始めることができます。
甘えん坊
小さくて可愛らしいチワワは、そのイメージ通りとても甘えん坊さんです。
人懐っこくて甘え上手なので、飼い主さんもついメロメロになってしまいます。
愛玩犬として愛されている理由は、ここにあると言っても過言ではありません。
臆病
先ほど、意外にも勇敢な面があるとご紹介しましたが、それとは相反する臆病なところもあるんです。
外の世界に慣れないまま成長すると、臆病さが助長されてしまうので、なるべく外に連れ出してみたり、不安な様子を見せたら抱っこしてあげたりして安心感を与えてあげてください。
チワワの性格はオスとメスで違いがある?
オスかメスかの違いで性格に差が出ると言われているのですが、実際のところはどうなのでしょうか?
結論から言うと、オスとメスの差というよりは個体差の方が大きい傾向にあるようです。
もちろん、男女の差と思えるような性格の違いはあるものの、基本的には先ほどご紹介したような性格が男女共に現れています。
チワワの性格はロングコートとスムースコートで違いがある?
チワワには毛の長さの違うロングコートとスムースコートが存在しています。
日本において人気があるのは、毛の長いロングコートです。
それぞれ性格が違うとも言われているのですが、実際にはやはり個体差の方が大きく影響しています。
チワワの性格は毛色で違いがある?
毛色によって性格に差が出る犬種もいるのは事実ですが、チワワには当てはまりません。
毛色によってどういう性格なのかということを断言するのも、なかなか難しいことですよね。
チワワは毛色で差は出ないので、お気に入りの子を見つけてみてください。
チワワはどんな人が飼うのに向いている?
- 毎日散歩ができる人
- きちんと被毛のケアができる人
- コミュニケーションが取れる人
- 室内飼いができる人
- ちゃんとしつけができる人
初心者の方にはもちろん、多頭飼いしている方や色々な犬種を飼ったことがある方など、幅広く人気のあるチワワ。
体も小さいので飼育がしやすいのも事実なのですが、気を付けるべきポイントもあります。
チワワを飼うのに向いている方の5つのポイントについてご紹介します。
毎日散歩ができる人
これが意外となかなかこなせないポイントでもあります。
小さい犬種でもあるチワワですが、室内メインになってしまうと運動量が圧倒的に足りません。
散歩をして外の世界を教えてあげることで、運動不足を解消するとともに、臆病な面も克服することができます。
運動不足はストレスのもとです。
自然の光を浴びることは健康増進にも効果的ですし、飼い主さんとのコミュニケーションの時間にもなります。
被毛のケアをきちんとできる人
チワワは抜け毛がとても多いので、毎日きちんとケアをしないと毛球症や皮膚病などになりかねません。
一度毛が絡まってしまうと修復も大変なので、未然に防ぐようにしてあげる必要があります。
適度な距離感でコミュニケーションが取れる人
お留守番も上手にできるので、独立心が強いと思われがちなチワワですが、あまりにも放置してしまうとストレスで病気になってしまうこともあります。
一緒に遊んであげる時間を取りつつ、一人にさせてあげる時間も与えながらコミュニケーションを取れる人がチワワを飼うのに向いています。
チワワ自身が愛情不足を感じることのないよう、配慮してあげてください。
室内飼いをメインにできる人
チワワは小型犬ということもあって、室内飼いが基本になります。
空調管理に気を付けてあげながら、適度な環境を整えてあげましょう。
サークルやケージなどを使って安心できる空間を作るのがベストです。
「叱る」と「褒める」しつけができる人
チワワは基本的に臆病なので、怒ってしつけをするのは逆効果です。
きちんとできた時は褒めて、駄目なことをしてしまったら怒るのではなく叱るしつけができる人がチワワを飼うのに向いています。
噛み癖や無駄吠えをしないようなしつけは、必須です。
チワワの性格は甘えん坊が多い
チワワは臆病な面と勇敢な面を持っていますが、基本的には甘えん坊です。
お留守番の時間を多くしてしまったり、一緒に遊ぶ時間を確保できなかったりすると、ストレスが蓄積されてしまいます。
適度に距離を保ちつつ、チワワ自身がしっかりと飼い主さんの愛情を感じることができるようにしてあげてください。
距離感がなかなか難しいところではありますが、ツンデレな性格なので飼い主さんの方が合わせてあげてください。
愛らしい見た目と甘えん坊な性格は、やはり人気のポイントでもあります。
チワワの性格を十分に理解したうえで、一緒に暮らすことができる環境を整えていきましょう。
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