その可愛らしさで人気があるトイプードルは、見た目とは裏腹にとっても賢いんです。
しかし、その一方でとても甘えん坊なところもあります。
小型犬の中では群を抜いて人気ナンバーワンなのですが、その人気の秘密は性格の良さにあるようです。
こちらで詳しく見ていきましょう。
目次
トイプードルの性格はこの5つ
トイプードルの性格の特徴を5つご紹介します。
個体差もありますが、大体こちらの内容で当てはまるはずです。
すごく甘えん坊
トイプードルのような小型犬は、甘えん坊さんの傾向があります。
小型犬の中でもトイプードルの甘えん坊ぶりは、群を抜いています。
白い被毛のトイプードルは、特に甘えん坊さんなようです。
可愛いからと言って構ってばかりいると、ワガママになってしまい飼い主さんへの依存を強くしてしまいます。
自立を促しながらしつけることが大切です。
温厚で人懐っこい
トイプードルは、人間のことが大好きでとても人懐っこい性格をしています。
温厚なので争いを好まないので、小さな子供やお年寄りがいる家庭でも安心して飼うことができます。
家族をとても大切にしてくれますよ。
3.活発で明るい
トイプードルは社交的で明るい性格なので、他の動物ともすぐに仲良くすることができます。
既に先住の動物がいるような場合も安心です。
ドッグランでもトラブルの心配は、ほとんどありません。
4.警戒心が強い
フレンドリーで社交的なトイプードルですが、その一方でものすごく警戒心が強い面もあります。
初対面の人に向かって吠え続けるようなこともあるので、小さいうちから吠え癖がつかないようにしつけることが重要です。
5.すごく賢い
トイプードルは、ボーダーコリーの次にIQが高いというデータもあるほど賢い犬種です。
飼い主さんの言うことをしっかり聞いてくれるので、しつけもしやすいんです。
それもまた、トイプードルの人気を支えるポイントになっています。
トイプードルの特徴
トイプードルの見た目の特徴や気になる平均寿命などについてまとめています。
これからトイプードルを飼おうと思っている方は、特に気になるかと思いますので参考にしてくださいね。
プードルの中で特に小さい種類
プードルにはいくつかの種類があります。
トイプードルよりも、タイニープードルやティーカッププードルの方が小さいのですが、KC(ジャパン・ケンネル・クラブ)に正式に登録されているプードルの中では、トイプードルが最小の種類になります。
トイプードルの体重
トイプードルの平均体重は、3〜4kgです。
生後半年までの間にグングン成長しますが、その後はさほど体重も増えません。
トイプードルの大きさ
トイプードルの平均体長と平均体高は、30cm弱ほどです。
あくまでも平均としての目安にになります。
個体差や性別も大きさに影響を与える要素になっています。
トイプードルの平均寿命
トイプードルの平均寿命は、16歳前後です。
他の犬種と比較しても長生きな方ではあるので、たくさんの時間を一緒に過ごすことができます。
定期健診を受けたり、質の良いドッグフードを与えたり、病気などの異変に早めに対応してあげるなど、飼い主さんとしてのサポートを怠らなければ更なる長生きも期待できます。
できるだけ健康に長くそばにいて欲しいですよね。
トイプードルの価格・値段
トイプードルの平均的な価格相場は、20〜30万円です。
トイプードルには、スタンダードという理想的なスタイルに近ければ近いほど値が上がる傾向があります。
また、被毛の色や体つきなどにも実はトレンドがあるので、その時の流行りでも価格に変動が生じます。
時には100万円近くの値が付くようなこともあるようですよ。
トイプードルの抜け毛について
トイプードルは比較的抜け毛の少ないシングルコートではありますが、それでも抜毛と無縁という訳ではありません。
巻き毛なので毛が抜けても、生えている毛の中に埋もれて表には出てこないので、抜け毛で家が散らかるということはないものの、抜け毛のケアは必須なのでブラッシングで取り除いてあげましょう。
抜け毛がたまって毛玉ができるようになると、皮膚トラブルの原因になってしまいます。
特に春と秋は換毛期になるので抜け毛が増えます。
この時期は、いつも以上にケアをしてあげる必要があります。
トイプードルのしつけで気を付けるべきポイント
トイプードルは、数ある犬種の中でもトップクラスに入るほどの賢さを持ち合わせています。
主従関係を明確にしておけばしつけも楽になりますが、その関係性が崩れると賢いゆえに厄介なことになってしまいます。
ワガママを言ったらおやつを貰えないなど、とにかく飼い主さんの方が上だと分からせるようにしましょう。
いくら可愛いからと言って甘やかすのではなく、厳しさも必要です。
その代わり、きちんとできた時には大袈裟なくらいに褒めてあげながら伸ばしていきましょう。
トイプードルがかかりやすい病気
- 膝蓋骨脱臼
- 肥満
- 涙やけ
- 外耳炎
- 低血糖症
小型犬に多いのですが、トイプードルは膝蓋骨脱臼になりやすい傾向があります。
特にフローリングだと膝に負担がかかるので、マットを敷くなどの対処をしましょう。
肥満によって体を支えるのが難しくなることもあるので、太らないように体重管理もしっかり行なってくださいね。
そして、涙やけも起こしやすいので、無添加でグレインフリーのドッグフードを与えるようにしてください。
外耳炎や低血糖症のリスクも高めなので、定期的な健康診断を欠かさないようにしましょう。
日頃からコミュニケーションを取り、少しでも異変を感じたら手遅れにならないためにもかかりつけ医に診察をしてもらってくださいね。
トイプードルを飼うときに気をつけたいこと
一見、抜け毛が少なく見えるのですが、表に出てきていないだけなのでブラッシングなどのケアは怠らないようにしてください。
そして、小さな体からは想像もつかないほどパワフルで運動も大好きなので、散歩に行ったりするなど体を動かせる機会を与えましょう。
留守番のしつけをするには、ケージを使いながら徐々に慣れさせるようにすれば大丈夫です。
トイプードルの性格まとめ
賢さと可愛さの両方を持っているトイプードルが人気な理由はよくお分かりいただけたかと思います。
しつけやかかりやすい病気、日頃のケアなどに気を付けながら、一緒に生活をしてみてください。
きっと良き理解者、良きパートナーとなってくれるでしょう。