イタグレの飼い方徹底解説!イタリアングレーハウンドを飼うときに気をつけたいこと

イタリアングレーハウンドは、スラっとした細身の体が美しい犬種で、世界的にも人気があります。

被毛の手触りも良く、ずっと触っていたくなるような触り心地ですよね。

室内飼育にも向いています。

今回は、そんなイタグレの特徴やしつけ方、飼い方についてまとめてみましたので、これから迎え入れる予定のある方は、目を通してみてください。

イタリアングレーハウンドの特徴

イタリアングレーハウンドの特徴について、性格や寿命、毛色の種類、かかりやすい病気にスポットを当ててみました。

これらの特徴は、イタリアングレーハウンドと生活を共にする上で、知っておくべき重要な項目ばかりです。

少しでも長生きができるよう、健康な生活をサポートしてあげてくださいね。

イタグレの性格

イタグレは愛情深く、家族のことをとても大切にしてくれます。

子供や他の動物に対しても優しく接することができるので、どんな家庭にも馴染むことができるでしょう。

忠誠心が強く、とても賢い一面もあるので、しつけで苦労をすることも少なく、初心者の方でも安心して飼うことができます。

イタグレの平均寿命

平均寿命は、12~15年程です。

一般的な犬の平均寿命とあまり変わらないのですが、病気や怪我に気を付けてあげれば、もっと長生きするケースもあります。

イタグレの毛色の種類

イタグレの毛色のバリエーションはかなり豊富です。

基本となっているのは、黒、レッド、ブルー、フォーン、シール。

他にも、クリームやグレーなどもあり、基本の色に模様が入ることもあるので、数えきれないほどの種類があるということになります。

毛の長さは1センチほどで、手触りはシルクのように滑らかです。

イタグレがかかりやすい病気

  • 骨折・脱臼
  • 脱毛症
  • 白内障・緑内障

イタグレには、注意すべき病気がいくつかあります。

一緒に生活をする上で、知っておくべきことなので、少しでも異変を感じたらかかりつけ医に相談するようにしましょう。

骨折・脱臼

イタグレは、四肢が長くて細身の体が魅力でもあります。

その長い四肢を活かして高いところから飛び降りたり、活発に行動をすることもあるのですが、その際に怪我をするケースも少なくありません。

イタグレの骨は、見た目とは裏腹にとても細いので、一度骨折や脱臼をしてしまうと、完治するのにも時間がかかってしまいます。

床が滑りやすかったり、マットを敷いている場合などは、怪我の原因になりかねないので、気を付けてあげましょう。

脱毛症

先天的な問題により脱毛症になる場合と、淡い色の被毛が部分的に抜ける場合とがあります。

毛が抜けると、そこから皮膚炎が起こることもあるので、脱毛症は早急に対処が必要になってきます。

白内障・緑内障

目の病気には、遺伝的な要素がある場合とそうではない場合があります。

どの年齢でも起こりうるので、散歩を嫌がるようになったり、暗い所で物にぶつかるようになったりと、異変を感じたらすぐに病院に連れて行きましょう。

眼圧が上がっていると、目が飛び出ているようにも見えるので、注意すべきポイントとして把握しておいてください。

イタグレの飼い方・しつけ方

イタグレは、とても活発に動くので、毎日の運動は必須です。

公園やドッグランなどに連れて行って、思いっきり体を動かすようにしましょう。

一方で寒さに弱い面もあるので、冬場は部屋で一緒に遊んであげるなど、気候に合わせた対応が必要になってきます。

屋外飼育には向かないので、基本的には室内飼いになります。

イタグレはとても賢いので、無駄吠えや甘噛み、お座りなどの基本的なことは教えればすぐに覚えてくれます。

その際は、しっかり褒めてあげてください。

イタリアングレーハウンドの毛の手入れ

イタグレの毛は柔らかく密生しているのですが、毛自体が短いので、1週間に1~2回のブラッシングで十分です。

毛玉を作らないという目的もありますが、定期的に皮膚を刺激することで、健康を保つことができます。

イタグレの留守番

いきなり長い時間留守番をさせると、不安にさせてしまいます。

少しずつ時間を伸ばしながら慣れさせていくようにしましょう。

その上で大事になってくるのが、寝床やトイレ、食事の仕方といった基本的なことです。

これらができないまま留守番をさせても、まともに留守番ができるはずもありません。

基本的なしつけを教えてから、少しずつ慣れさせていくということが大事です。

飼い主さんは自然に姿を消して、留守番をさせる方がスムーズにいきます。

帰ってきたら、たくさん褒めて遊んであげるようにしましょう。

トイレの覚えさせ方

1.トイレを覚えさせる際、サークルを使いましょう。

広い部屋で覚えさせようとしても、高い確率で失敗してしまいます。

まずは、狭い範囲でトイレの場所を覚えさせるところから始めてみてください。

2.トイレトレーにトイレシーツを敷き、犬用ベッドの隣に設置します。

サークル内は、この2つでいっぱいになるのがベストです。

オシッコをしたくなったら、トイレの上をウロウロ歩き始めます。

自分のベッドでは絶対にオシッコはしないはずなので、トイレしか行き場がない状態にすることが手っ取り早い方法です。

3.オシッコをしそうだと思ったら、ワンツーを声をかけてあげてください。

排泄の言葉としてインプットしておくのです。

きちんと排泄ができたらサークルから出してあげて、褒めましょう。

ご褒美をあげるのも有効です。

きちんとトイレができたら良いことがあると分かり、粗相をしなくなるはずですよ。

イタグレの散歩頻度

運動が大好きなイタグレは、毎日の散歩が必須です。

1日2回、少なくとも1時間は散歩ができると良いでしょう。

ただし、個体差もあるので、愛犬に適した時間は様々です。

ドッグランに連れて行って走らせるのも良いですよ。

イタグレの特徴・飼い方まとめ

イタグレは賢くて愛情深いので、良きパートナーとなってくれることでしょう。

教えたことはきちんと理解してくれるので、苦労も少ないはずです。

寂しがりな面もあるので、なるべく多くの時間を一緒に過ごしてあげてくださいね。

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