犬の健康状態を維持するためには、タンパク質が不可欠です。
高タンパク質のドッグフードのおすすめをランキング形式でご紹介します!
また、高タンパク質が犬にとって良い理由についてもご説明しますね。
目次
犬に高タンパク質ドッグフードがいい理由
- タンパク質が体を作る
- 犬は元々肉食動物
- 消化しやすい
犬に高タンパク質ドッグフードがいい理由は、大きく3つ挙げられます。
1つずつ見ていきましょう。
1.タンパク質が身体を作る
タンパク質は、身体を作るために欠かせない栄養素です。
筋肉や骨はもちろんですが、被毛や皮膚、血液、内臓などにもタンパク質が欠かせません。
ただし、タンパク質の過剰摂取には注意しましょう。
2.犬は元々肉食動物
犬の先祖はオオカミ。本来肉食動物です。
肉を好み、肉から必要なタンパク質を摂取してきました。
それを踏まえて考えれば、犬が肉食動物であることも何となく頷けるのではないでしょうか。
3.消化しやすい
タンパク質は、犬にとって消化しやすい栄養素です。
しっかりと消化がされることによって栄養が吸収されます。
消化不良を起こす心配もないので、犬にとっては健康維持に打って付けな栄養素なんです。
高タンパク質の食材とは
犬にとって高タンパク質がいいということをご説明させていただきましたが、具体的な食材について触れていきます。
動物性タンパク質
肉、魚、卵、乳製品には動物性タンパク質が豊富に含まれています。
動物性タンパク質には、植物性タンパク質と比較しても必須アミノ酸が多く含まれているので、植物性タンパク質よりもタンパク質の質は高いと言えます。
ただし、脂肪もたっぷりなのでバランスを見ながら上手に摂取することが大切です。
植物性タンパク質
米や大豆、植物、小麦などが植物性タンパク質が摂取できる食材に該当します。
動物性タンパク質は飽和脂肪酸が過剰になってしまう恐れがあるのですが、植物性タンパク質にはその心配がありません。
脂肪が少ないので、肥満対策にも有効です。
とりすぎはNG?高タンパク質のドッグフードを与えるときの注意点
タンパク質は犬にとって不可欠であることには変わりないのですが、むやみに高タンパク質のドッグフードを与えても悪影響を及ぼしてしまうこともあります。
犬に高タンパク質のドッグフードを与える際の注意点についても押さえておきましょう。
高タンパク質だと腎臓に影響がある?
人間の場合は、高タンパク質な食材ばかりを食べてしまうと腎臓に負担がかかります。
しかし、犬にはその心配がありません。
犬に与えるドッグフードとして避けるべきなのは、穀物性タンパク質のドッグフードです。
そうでなければ、腎臓に影響を与えるということはないので、安心してください。
肥満になる可能性
高タンパク質のドッグフードは、カロリーが高めだったり、脂肪がたっぷり含まれていることが多々あります。
肥満の原因にも繋がりかねないので、高タンパク質で低カロリー、低脂質のものを選べるのがベストです。
お肉のアレルギーに注意
愛犬が体を痒がったり、必要以上に毛づくろいをしていたら要注意です。
お肉によるアレルギー反応が出ている可能性が考えられます。
牛肉は最もアレルギー反応が起きやすいとも言われています。
また、鶏肉は高タンパク質で重宝されている反面、アレルギー反応を起こしやすい面もあるので、様子を見ながら与えるようにしましょう。
高タンパク質のドッグフードを選ぶ3つのポイント
高タンパク質のドッグフードを選ぶ際の3つのポイントは、以下の通りです。
1.グレインフリーであること
穀物を消化する酵素を、犬は持っていません。
それなのにかさ増しのために小麦粉などの穀物たっぷりなドッグフードがたくさん販売されているのも事実です。
穀物は消化不良を引き起こし、栄養バランスを乱すことがあります。
グレインフリーのドッグフードを選ぶようにしましょう。
2.原材料が良質であること
安価なドッグードには、粗悪な原材料が使われています。
人間の食べ物のように規制がないこともあって、このような事態になっているんです。
原材料の品質にはこだわっているものを選んでください。
いわゆるヒューマングレードの物であれば安心です。
3.香料・着色料不使用のドッグフードであること
着色料や香料や保存料などの添加物は、犬の体内に蓄積されて健康を阻害します。
添加物が含まれていないドッグフードも販売されているので、きちんと確認してみてください。
ドッグフードのタンパク質比較
ドッグフード名 | 粗タンパク質 |
モグワン | 30% |
ブッチ (ブルーレーベル) |
11% |
カナガンドッグフードチキン | 33% |
ピッコロ | 32% |
ファインペッツ | 27.1% |
ネルソンズ | 29% |
アランズ | 22% |
みらいのドッグフード (成犬用) |
30%以上 |
オリジン | 38% |
高タンパク質ドッグフードおすすめ人気ランキング
高タンパク質のドッグフードのおすすめ人気ランキングをご紹介します。
1位:カナガンドッグフードチキン
カナガンは、チキン51%、粗タンパク質33%です。
良質なタンパク質がたっぷり含まれているので、筋肉や皮膚を健康に維持するサポートしてくれるドッグフードと言えます。
成長過程の子犬に特におすすめ!
総合的にもバランスが良く、うちの子は食いつきもとてもよかったです♪
2位:モグワンドッグフード
おすすめ度 | ★★★★★ |
---|---|
価格/容量 | 4,708円(税込)/1.8kg |
カロリー | 376kcal/100g |
主原料 | 生チキン、生サーモン |
添加物 | 香料・着色料不使用 |
穀物 | 不使用 |
原産国 | イギリス |
対応年齢 | 全年齢対象 |
モグワンドッグフードは、チキン&サーモンが53%、粗タンパク質が30%です。
動物性タンパク質が豊富なので、犬にとって必要な栄養素を十分に補うことができるドッグフードとしても人気があります。
- ユーザーアンケートの結果94%が「完食した・ほとんど食べた」と回答
- 90%が継続したいと答えた高満足度フード!
- 高タンパク質・グレインフリー・香料・着色料不使用フード!
- 全犬種・全ライフステージ対応のプレミアムフード!
※ユーザー822名に対するアンケート。2021年8月~9月株式会社レティシアン調べ。
3位:みらいのドッグフード
おすすめ度 | ★★★★★ |
---|---|
価格/容量 | 5,500円(定期購入で最大40%OFF)/1.0kg 歯磨きパウダー付き! |
カロリー | 335kcal以上/100g |
主原料 | 生肉(鹿,鶏,馬,魚) |
添加物 | 無添加 |
穀物 | 無農薬穀物を一定量使用 |
原産国 | 日本(国産) |
対応年齢 | 幼犬・成犬用、シニア犬用あり |
みらいのドッグフードは薬膳食事療法に着目したドッグフードです。
人間だけでなくワンちゃんも漢方の力で長寿をサポート!
長生きさせるには歯と腸内環境がとても重要になってきます。
それらを重視しているので、健康に長生きさせたい飼い主さんにはおすすめのドッグフードなんです。
みらいのドッグフードは健康な幼犬と成犬の長寿用、健康なシニア犬用以外に、糖尿、白内障、ダイエット用など様々な症状に対応するドッグフードが存在します。
- 癌腫瘍用
- 心臓用
- 腎臓用
- 肝臓用
- 膵臓用
- 胃腸用
- 糖尿(白内障)用
- 結石・膀胱炎用
- 骨関節用
- 皮膚アレルギー用
- ダイエット用
それぞれ、タンパク質や脂質、カロリーがそれぞれどの臓器に影響するかなどが考えられた成分になっています。
歯の健康も考えた食べられる歯磨きパウダーも付いてきます。
歯磨きが苦手なワンちゃんに、試してみてはいかがでしょうか。
4位:オリジン
オリジンは粗タンパク質の数値だけ見ると抜群です!
とにかくタンパク質を摂らせたいという方にはおすすめ。
ただバランスをみると、ちょっと高いのかな?と思います。
品質自体は良いので、タンパク質を求めるワンちゃんは試してみてくださいね。
5位:ピッコロ
ピッコロは、老犬向けに作られたドッグフードです。
我が家では現在定期購入をして与えています!
肉類が64%、粗タンパク質が32%とあって、理想的な栄養バランスのドッグフード。
カロリーと脂質も控えめなので、ダイエット中のワンちゃんにも安心して与えることができます。
6位:ファインペッツ
ファインペッツは、肉類原材料割合が何と80%もあり、粗タンパク質は27.1%です。
先にご紹介させていただいたドッグフードよりはタンパク質の割合は低いですが、十分な量ではあるのでご安心ください。
7位:アランズ・ナチュラルドッグフード
アランズナチュラルドッグフードは、生ラム肉55%のドッグフードです。
牛肉やチキンはアレルギー反応を引き起こすこともあるので、アレルギーの心配があるワンちゃんにはおすすめのドッグフードになります。
粗タンパク質は20%です。
ライフステージ別の高タンパク質ドッグフードについて
高タンパク質のドッグフードを与える際、ライフステージ毎に栄養バランスを考えてあげる必要があります。
子犬・幼犬期
子犬・幼犬期は体の基礎を作る上でとても大事な時期でもあります。
タンパク質が最も必要な時期とも言えます。
成犬期
成犬になると、筋肉を更に丈夫に鍛えるためにタンパク質が欠かせません。
タンパク質不足にならないように、豊富に含まれているドッグフードを選んでください。
老犬・シニア期
老犬・シニア期ももちろんタンパク質が必要です。
しかし、昔のように活発に運動ができなくなっているワンちゃんもいるかと思います。
肥満対策のために低タンパク質のドッグフードを与える方が良いケースもあります。
高タンパク質のドッグフードまとめ
タンパク質不足は、犬にとって深刻な問題です。
毎日のドッグフードできちんと補うことができるように、飼い主さんがサポートしてあげてください。
肥満やアレルギーには、くれぐれも気を付けてくださいね。